わすれたくないこと

地方大学生ドルオタの頭の中

A.B.C-Zにおちた時のこと

今回はJフレ世代を好きだったオタクがA.B.C-Zにハマった経緯を紐解きながら、A.B.C-Zへの愛を書き残しておこうと思います。

 

去年の夏、私はA.B.C-Zを好きになりました。

正確には2016年9月4日日曜日。手帳見返したらそう書いてあった。当時の私は、就活を抱えながら2つのバイトを掛け持ちしてすごく体力的にも精神的にもきつい時期でした。きつすぎて睡眠リズムがおかしくなって、今考えると鬱の傾向出ていたなと思います。実際今はお休みして治療中です(笑)週6くらいで働いてたし、働く時間以外は飲酒しながらアイドルを追っかけて、残りは睡眠と虚空を見つめることしかしていない(ヤバい)。

そんな時期に出会ったのがA.B.C-Zです。手帳には「何気に見てたA.B.C-Zバラエティが面白くて完全に落ちた…ア゛ーーーーーーー」とありました。どこか知性に欠けていますね。記述から察するに、なんかの拍子にA.B.C-Z冠番組ABChanZooを見たんだと思います。その辺は記憶が曖昧ですが、おそらく、クイズサバイバルとかをみたのかな~?

ちゃんずーすごく面白かったんですよね。ていうか単純にA.B.C-Zの邪気のなさに惹かれたのだと思います。びっくりするくらい簡単な問題に、びっくりするくらいどアホな回答。しかも自分たちのレギュラー番組なのに敗退すれば代役と交代なんてルールが衝撃的で、当時の私にはなんも考えずに楽に見れるのがよかった。今でも結構クイズサバイバルは見返すことがあります。ただただ、一所懸命珍回答(本人たちはふざけてないはず)を続発して、一所懸命自分の出演時間をもぎ取って、一所懸命雑な企画(褒めてる)に取り組んでいた。こんなジャニーズがいたのだ、と驚きました。

アイドルのバラエティといったらもっと、ロケに出かけるにしても体験型のロケとか、トーク番組とか、スタジオでゲームをするとかそういうイメージだったんです。でもちゃんずーで見るA.B.C-Zのアイドル然としていないところに好感度が飛行機離陸時みたいに一気に上がっていきました。この人たち好きだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!って。気づいたら、深夜の酒のお供に過去の映像を掘り返してしまってた(許して)(ここですでに沼に片足突っ込んでる)。

それまでA.B.C-Zについて、一応ジャニーズのグループであると知っていたけど、全く興味なかったんですよね(ジャニーズに興味をもったときに一通りタレントのプロフィールページを見た)。アイドルを追っかける一番の理由が、私は音楽なので、曲が好きでないとそのグループに興味が持てないとかいう面倒くささを持ち合わせたオタクです。

例えば、Jフレは曲をもともと知っていたし、ファンになる前から好きだった曲も多かった。だから沼に自分から沈んでいきました。嵐や滝翼〜JUMPは、有名な曲で聞いたことあるものが多かったけど、音楽の趣味が微妙に合わなかったので基本は外野から見ているにとどまり、音楽の趣味が合ったKAT-TUNを追っていました。そして私が高校生の頃、全くテレビを見なかったので、その時期にあたるキスマイ以降のデビュー組についてはほんとに曲を聴いたことがなくて、ふーん、こういう人たちがいるんだーってだけで。まあ、歌番組の特集でジャニーズコラボがあるときV6のついでに見かけるとかはしてました。でも顔とか好みじゃなさそーって思って(人数多いとみんな顔が一緒に見える)ちゃんと見てなかったし、名前も覚えていなかった。さらに、V6が20周年イヤーで露出が多かったことも他に興味が向かない一因だったのかも。

そんな私が本気でA.B.C-Zを検索してA.B.C-Zの音楽に触れちゃったんです。 

 

 

転げ落ちるみたいに加速して!!!!!!!!!!!(加速した)

長い夜だからもっと君を魅させて!!!!!!!!!!!!!!!!(魅せられた)

(もうそれはそれは深い沼へと)永遠に墜ちてく~~~~~~~~!!!!!!

 

 

これは好き以外の何物でもない、追っかけるしかない、と、そういう強い気持ちになるまで時間は要りませんでした。それから勢いに任せて、早速音源を手に入れるために調べたところDVDデビューという異例のグループだということは分かったのですが、いまいち仕組みが分からず、近所のTSUTAYAに駆け込んでとりあえずA.B.C-Zのアルバムを借りて狂ったように聴いていました。聴けば聴くほど性癖ドツボのVanillaは井出コウジ作曲のキンキ候補曲だったというし、他にも5 Ringsとか砂のグラスとかMoonlight Walkerとかなんでこんなにも素晴らしい音楽をやっているグループを知らなかったのだろうと反省しました。人を見た目で判断しちゃダメだって(そもそもよく見てないのだけど)、現実でめちゃくちゃ学んできたじゃないか!!!!!(深い闇)

普段、好みのJ-POP歌手やロックバンドでも一アーティストにつき1,2曲しか性癖にふれないのですが、それがえびのアルバムだと、どんどこ性癖にひっかかるもんだからあれも聴きたいこれも聴きたい時間足んねーーーーーーーーーー!状態になってました。あっという間にiTunesの再生回数トップ25入りを果たすえび。驚異的な伸び。聴けば聴くほど離れられない。時間があればずっとえびの音楽を摂取している中毒状態。河合さんととっつーの声、五関さんと塚ちゃんの声が似ていて最初は聞き分けづらかったのですが、一度特徴を把握するともう別にしか聞こえない。そうやって分析できるのも一つの楽しみで、ますます好きになっていく。はっしーの歌声ダントツで好み。そして相変わらずちゃんずーではヤバい。

沼というか、足にコンクリートをつないで海に沈められたという表現が近いのかもしれない。合法やくざのえびですね(?)。

バラエティで発見し、音楽でとりこまれ、極めつけはパフォーマンス。

パフォーマンスも、前述したジャニーズコラボのものとか、ジュニア時代のものとかも漁ってみてたらそれはもう面白くて、ダンスもアクロバットも抜きんでてる。5人とも空を舞い過ぎ。もうおもちゃにされてるやんけ五関様。どんだけ動きが激しかろうとも飛んだり跳ねたりしようとも多くの場合、衣装の色分けをがっちりしてくれてるので、他グループ比で見分けやすく覚えやすかったです。あざっす。あと、塚田さんはどんなに画質が荒くても分かりやすかったです。あざっす金髪。あざっす筋肉。ワンカメとか最近やってないですけどもっとやってくれてええんやで、って思います。あの局内廊下とかでバク転しまくる意味のわからなさが良い。えびにかかればどんな場所でもステージにしてしまえるのが、彼らの実力を表していると思います。

また、Twitterでコンレポ(ちょうどSLTコン時期だった)をよく見かけていて、ものすごく面白そうだ~~と誘惑されたのでコンサートのDVDを買いました。自分が参戦したことないコンサートのDVDを買うのは初めてでした。案の定もっとA.B.C-Zが好きになりました。一言だけ言うと、きゅんはもっと真面目にかっこいいことをして(笑)今ではもっといい画質で見たいからBlu-rayで買うと決意するほど、立派にえびのオタクとして着実にレベルアップしています。まだすべての映像を見ることはできていないけど、できるだけ早いうちに今までえびが出してきた作品を手に取り、そして、これからのえびを応援して見ていきたいです。

 

以上、えびを好きになったときのあらましでした。大体こんな感じ。実際は、コイベビを観劇してたらもっと早くに出会えてたんだろうな。原作が好きで、舞台になったことは知ってて、チケット取ろうとしたんです。でも忙しくてやめちゃった。橋河が出てることを後から知って、なんで見に行かなかったんだろうと後悔しました。

なんかえびに出会ってまだ一年経ってないのが不思議。まだまだ書き足りないことがあるので、別で書こうとは思っています。ほんとは暑苦しくはっしーについて愛を書きなぐりたい。今年の夏はめちゃくちゃ忙しい橋本さん、頑張ってください。ひとまずデストラップで会えることを楽しみにしています!どうぞ体調には十分お気を付けて。

 

 

まとめに。

ありがとう、A.B.C-Z

A.B.C-Zに出会わなければ、素敵な音楽に出会うことができませんでした。ジャニーズだからCDくらいわけない、と思っていたかもしれない。舞台に興味を持つこともなかったし、若い世代のジャニーズデビュー組やJrを知ることもなかった。デビュー組の過去を深く知ることもなかった。バラエティ番組に興味を持つこともなかった。そう思います。

なにより、A.B.C-Zはジャニーズの本質にすごく近くて、それを表現してくれるグループだと思います。そういうグループを応援できるのはジャニオタとして幸せです。

A.B.C-Zに出会ったことで、アイドルはたくさんのきっかけを与える仕事でもあると思うようになりました。私の生きる世界が広がりました。

去年の夏、あの時、私の生きるわずかな希望の星は確かにA.B.C-Zでした。これから先、私がもっと元気になって、社会でうまく生きられるようになったら、その時はA.B.C-Zをもっと強く支える力になりたいです。そうしたらA.B.C-Zは世界にもっと愛を届けることができるだろうから。

 

大好きです、A.B.C-Z